『トキメキ☆成均館スキャンダル』に夢中。 ホーム » スポンサー広告 » 【後日】奎章閣閣臣たちの日々。 »■原作『奎章閣(キュジャンガク)閣臣たちの日々』。

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■原作『奎章閣(キュジャンガク)閣臣たちの日々』。  

「テムルがいなかったら、俺たちは、もう『俺たち』じゃない」     byヨリム


奎章閣(キュジャンガク)閣臣たちの日々

『トキメキ☆成均館スキャンダル』はドラマも面白いけれど、それ以上に原作が面白く、意外な喜びに出会えたものです。

成均館儒生たちの日々(上)は目新しさと恋のときめきにあふれ、これぞ青春小説!という感じでした。それはそれで大変興味深く読んだのですが、純粋に物語としての面白さは奎章閣閣臣たちの日々 (上)奎章閣閣臣たちの日々 (下)のほうが上だったりするかもと考えています。ま、舞台が学生寮から政治の場へ移ったため、複雑怪奇になったと申しますか、大人の思惑が入り乱れて、と申しますか。まぁ、でも、そこはお好みで笑。ちなみにドラマの『トキメキ☆成均館スキャンダル』には「奎章閣閣臣たちの日々」の内容もエピソードとして相当取り入れられています。

そもそもタイトルにもある、奎章閣とは何か?

奎章閣(キュジャンガク) 1776年、正祖(この作品の国王)が昌徳宮の敷地内に設立した官庁。中国や朝鮮の典籍を多数収蔵し、国王が信任する文官を集めて文献研究や政策立案などを行なった。


まぁ、なんとも意味不明な解説文笑。wikipediaではこちらのページ。ここには「正祖と互いに支持し合う実学派の文官らが集められて教育され、彼らが文献研究や政策立案を行う場であった。」と書かれています。

本の中では新設の官庁であること、そこに4人が配属されたこと、そのことが物語の中で大きな意味を持ってきます。

奎章閣とは当時、他の官庁からどのような目で見られていたのか。

新しい官庁、王の信任する文官が配属される官庁。すなわち、他の官庁にとっては鬱陶しい目で見られていたようですね。そのことが偽者の紅壁書(ホンビョクソ)を呼び起こしたのでしょう。このことに気づくまで何度も読み返しましたわ笑。とはいえ、奎章閣閣臣とは間違いなくエリート中のエリート職のよう。



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 あらすじ
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成均館を卒業後の話です。まず、冒頭、ユニとソンジュンの結婚話・・・そのままうまくいくかと思ったら、案の定、ヨリムとコロに邪魔をされてしまう。そして、その場でユニは自分の配属先を知る。外官職を希望していたけれど、王命により、奎章閣という内官職に配属されてしまう。。。弟とはまだ入れ替われない。ソンジュンは先に初夜だけでもーと焦るが、ユニは突っぱね、ソンジュンパパに男の姿で会い、「わたしがキム・ユニだ」と。当然、ソンジュンパパは激怒。結婚は破談になりかけるが・・・ソンジュンが「結婚祝いに王から賜った書簡と下賜品」を見せる。王が祝福した結婚を今更取り消せるのか?と。

で、結局、そのまま結婚話はうやむやに~。研修(?)を無事に終えたユニ・ソンジュン・コロ・ヨリムは奎章閣に配属されるが、その前にまたもや新参礼(成均館での新榜礼みたいな新人イジメ)が行なわれる。何の因果か関係のない官庁の新参礼を受けさせられ、ひーひーと言っている間に偽者の紅壁書(ホンビョクソ)が現れた・・・どういうことだ!?一体、誰なのだ?

偽者の紅壁書(ホンビョクソ)事件と共に、コロの結婚、ソンジュンパパの陰謀によるソンジュン結婚話、ヨリムの陰謀(笑)、王の思惑、各官庁の思惑などが入り混じり・・・ユニは新米官僚としての忙しさ、ソンジュンパパの命による辞職問題、はたまた自身に降りかかった婚姻話などに辟易しながらも何とかキレイにスルーをしていた笑。そこへ、また王の気まぐれにより(嘘)、まず、ヨリムがアメンオサとして派遣される。続いて、同じく王命により、コロ・ソンジュンもアメンオサとかアネクオサとして地方に派遣される(こっちは恐らく、紅壁書の件で司憲府の調査がコロに近づいてきたからだと思う・・・)。都にはユニが一人・・・そこへユニと宮女の姦通事件が!?


みたいな流れです。わたしの頭の中では。

付け加えるとしたら、ユニの弟、キム・ユンシクとソヨンの恋話でしょうか。

ソヨンは男装したユニへの結婚相手として紹介されますが、当然、ユニは結婚できるわけがない。丁重にお断りをする。しかし、そこへヨリムの陰謀により、ソヨンとキム・ユンシクが運命的な出会いを果たし、恋に落ち・・・しかし、ソヨンはわたしが愛したオトコ、キム・ユンシクは父の紹介した相手ではない。。。誰なの、あなたは・・・?と悲嘆に。一方、キム・ユンシクは姉、ユニの影にばかり隠れている自分を恥じる。。。

なので、絶対にどこかでユニとキム・ユンシクは入れ替わります。入れ替わらないとダメ。ソンジュンとソンジュンパパがやきもきするから笑。そして、ソヨンの気持ちのため。



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 感想
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冒頭で書いたように大変、面白く、興味深く読みました。官僚生活も何気に新鮮で個人的には楽しかった。

ソンジュンパパは初め、断固としてユニとソンジュンの結婚を認めませんでしたが、次第に変わっていきます。

ついには女だてらに宮女との姦通事件を起こしたユニに感嘆し、「おまえ、これで罷免されとけ。そうすればソンジュンと結婚できるぞ」とかなんとかエサを放り投げています。でも、ユニは弟キム・ユンシクの名前を名乗っている以上、彼の名誉はなんとしても守らないといけないのだ!と一人頑張る。

今回はユニとヨリムになんとなく感情移入しました。

ソンジュンは相変わらず貴公子としてステキなんだけれど、賢いだけじゃねーというか、嫁と父に挟まれたちょっと頼りない婿殿になっておられます。何気にソンジュンパパとユニの頭の中が一致しているのに、君は何故?という感じなのでしょうか。ま、それだけ、ソンジュンはユニへの恋心に夢中でそのことに頭が一杯。仕方ないね、恋をすると。とはいえ、あのヨリムに。

「ははっ。俺も自分がどうしてこうだかわからない。ただ胸にこみあげてきて、男にとって一生をかけるだけの人物に出会えるのは、本当に幸運なのだ。汚れ仕事は俺が引き受け、きれいに前だけを見て行けるよう補佐してやりたい人物。そんな幸運が俺に来るなんて、期待もしなかったのに・・・・・・」


「頼む!コロも俺もこんなことで汚点を残したってなんでもない。だがおまえは傷ひとつついちゃいけないんだ。おまえは俺の夢、俺の野望だ。」


とまで言わせたのだから、それだけでもソンジュンはたいしたものです!

一方、ユニは冷静に周りを見ている感じがありました。自分の立場、そして、ソンジュンパパの思惑も我が物として、本当に健気な女の子。今回、ユニとソンジュンのラブストーリー的な要素は薄いかもしれません。多少はあるんだけれど、それを純粋に求めると物足りないかも。事実、わたしもそのあたりは物足りなかったですが、それをうわまわる面白さ、ドキドキ感、くすっとした笑いと悲しみがあり、満足しましたよ~。


ちなみに正祖はかなり登場します。

正祖はユニが女であることを疑い、そして、ある日、それが真実であることに衝撃を受け、悶える、みたいな。ユニが女の身でありながら、見事に宮廷社会を渡り歩いたのはひとえに正祖の力添え(?邪魔???)もあったと思われます。正祖はユニの能力を高くかっていただけに残念に思ったのでしょうね。そう、正祖はユニが女であることを知り、相当に身悶えています。「何故、余の臣下になれぬ体なのだ、何故?ソンジュンのための体として生まれたのだ」とかなんとかかんとか悶えております。そして我が侭、気紛れで振り回されるユニやソンジュン、コロ、ヨリムは大変そう笑。


今回、もう一組が結婚します笑。コロの結婚話は相当面白かった!いつか可愛い花嫁さんと結ばれるといいねー。そして、ヨリムの結婚生活が本当に気になります。ドラマでは独身、という設定でしたが、本では成均館時代、既に結婚している男として登場してきているのですが、彼と奥さんの関係性が本当に不思議で謎です。是非、是非、続編を書いて欲しいなぁ~そして、日本語版も。。。



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 豆知識
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ちなみにヨリムとコロが地方へ派遣された暗行御史(アメンオサ)とは下記のような存在らしい。

暗行御史(アメンオサ) 暗行御史(あんこうぎょし)は、李氏朝鮮において、地方官の監察を秘密裏に行った国王直属の官吏である。
正規両班以外の庶民からみればヒーローのような存在であり、朝鮮の民間伝説では比較的ポピュラーな題材としてよく登場する。の地方行政監察制度の不備を補い、国王権力を強化するために設置された。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%97%E8%A1%8C%E5%BE%A1%E5%8F%B2


ちなみにソンジュンは按覈御史(アネクオサ)として派遣されますが、按覈御史とは地方で起きた事件や混乱を収拾するために派遣される臨時の役職のよう。

いずれも言葉の響が楽しいね~と思ったのでした笑。

ともあれ、『奎章閣(キュジャンガク)閣臣たちの日々』は物語として朝鮮の宮廷物語として非常に楽しかったです!え?ユニとソンジュンの仲?それは読んでお楽しみあそばせ☆

最後もヨリムの言葉で・・・


「おまえは俺の友だ。友を失いたくなかった。」



誰に向けていったセリフかは想像にお任せします。ヨリムの言葉は普段が普段だから(笑)、胸に響きます。彼もなにやら過去を背負っているからでしょうね。

【参考】
>>■原作『成均館(ソンギュンガン)儒生たちの日々』。に関する感想。




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category: 【後日】奎章閣閣臣たちの日々。

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